この期に及んで、議論を最初からやり直している様子に驚きを隠せません。
5%の消費税引き上げのほとんどが、年金国庫負担金引き上げなど、これまですでに実施されている政策の付け払いに回されて、財政健全化や社会福祉目的に使われる分は、ほとんどないことはすでに去年の8月時点でわかっていたことです。
有識者の中にも、改めて社会福祉目的優先なんてわけのわからない前提条件を上げるなど、どうしたことでしょうか。
安倍首相は方法論を誤ったとしか思えません。
きちんと着地できるのでしょうか心配です。
九条清隆
2013年7月30日火曜日
浅川元社長「詐欺は無罪」 AIJ事件、最終弁論で一転
結局最後まで浅川は変わらなかったというのが正しい表現だと思います。
浅川は、最後まで自分は不正を働いたとは思っていないということです。
自分の行為をすべて認めたうえで
それを世間や法律が「詐欺」というなら認めるが、
自分の定義では詐欺ではないという主張です。
最後までこの溝は埋まらなかったということだと思います。
残念なことですが、この人に何を言っても無駄なようです。
浅川は、最後まで自分は不正を働いたとは思っていないということです。
自分の行為をすべて認めたうえで
それを世間や法律が「詐欺」というなら認めるが、
自分の定義では詐欺ではないという主張です。
最後までこの溝は埋まらなかったということだと思います。
残念なことですが、この人に何を言っても無駄なようです。
2013年7月24日水曜日
年金改革の行方
参議院選挙も終わり、与党が参議院も過半数を握り念願のねじれ解消が実現した。
果たして今後100年間4.1%を達成できるのか。
日本株の組み入れ比率を引き上げて株高と心中をめざすのか。
2%のマイルドなインフレを達成し、年金支給額をマクロ経済スライドに従って、0.9%ずつ引き下げていくのか。
選挙前は、物価上昇にあわせて年金支給額を引き上げる必要があるとトンチンカンな答えをしていた与党は、果たして豹変するのか。
あるいはマクロ経済スライドを見直して、別の理屈で100年安心を設計しなおすのか。
少なくとも3年間はよほどのことがない限り国政選挙はないわけで、これまで本腰を入れて取り組みにくかった痛みを伴う改革に取り組む絶好のチャンスでもある。
年金制度に政府がどう取り組むのか。
改めて注目してみたい。
2014年には5年に一度の財政検証が控えている。2009年度は予定を超える積立金の取り崩しが進んでいるのもかかわらず、100年間の予想運用利回りを4.1%に引き上げることで、つじつまを合わせ100年安心設計は予定通りだとした。
2012年度の運用利回りは10%弱を達成した。
分散投資しているので、あれだけ日本株が上がってもこの程度との見方もある。
分散投資しているので、あれだけ日本株が上がってもこの程度との見方もある。
果たして今後100年間4.1%を達成できるのか。
日本株の組み入れ比率を引き上げて株高と心中をめざすのか。
2%のマイルドなインフレを達成し、年金支給額をマクロ経済スライドに従って、0.9%ずつ引き下げていくのか。
選挙前は、物価上昇にあわせて年金支給額を引き上げる必要があるとトンチンカンな答えをしていた与党は、果たして豹変するのか。
あるいはマクロ経済スライドを見直して、別の理屈で100年安心を設計しなおすのか。
登録:
投稿 (Atom)